こーじゅんエクササイズ「トライアドを制するものはギターを制す!(かも)」
トライアドというのは三和音のことをいいます。ギターはスケールを覚えることでアドリブが弾けるようになっていきますが、後々、伴奏のコードトーンにあったギターソロを弾くというところに行き着くことが多いです。
その時に必ず必要になるのが、コードトーンの元となるトライアドになります。
僕がギターを始めた時代は、トライアドを初心者の時点で知っておくことはあり得ない、くらいの感覚だったと思います。初心者のレベルで覚えられるようなものじゃないんですね。
音楽理論として学ぶ領域でもあるので、複雑に捉えてしまう人が多そうですが、長年ギターを弾いていたら、確実にトライアドには直面すると思います。
遅かれ早かれ学ぶ機会がやってくるなら、早い段階で知っておいてもいいのではないかと思い、レッスン動画にまとめました。初心者の頃から理解して弾けるようになると、後で必ず役立ちます!
トライアドについては、中野 幸一の解説コンテンツ・レッスン動画もあるので、そちらも参考にしてみてください。
今回のレッスン動画を練習する時は、TAB譜も一緒にみてください。
はじめのうちは、指を押さえる場所がどこかわからなくなっちゃうと思うんですね。僕が動画内で説明をしてはいますが、TAB譜も照らし合わせて練習しましょう。
「○フォーム」とタイトルにありますが、初めはそこまで深く考えなくていいです。「CAGEDシステム(ケージドシステム)」という音楽理論があり、それを知っている人は理解できる内容だと思います。
ただ、初心者の時点では「CAGEDシステム(ケージドシステム)」について無理に理解する必要はないので、気にしなくて大丈夫です。まずは、指の動きを覚えることを目指しましょう!
気になる人、深く知りたいという人は、「CAGEDシステム(ケージドシステム)」という音楽理論を勉強してみてください!
レッスン動画全般にいえますが、音の度数を覚えることを目的としています。さらに、左手の柔軟性を鍛えるという作戦もあります!
指を大きく開く動きがいっぱい出てくるので、左手の練習にもなると思います。
こーじゅんエクササイズ「トライアドを制するものはギターを制す!(かも)」練習のコツ
指の動きを覚えるには、指板上の指の位置を図形的に捉えてみるのがおすすめです。僕の場合は、自分で想像しながら図形として捉えながら覚えていったのですが、そうすると指の動きも法則がみえてくるので、覚えやすいです。
音の感覚で覚えている人もいるので、自分で覚えやすい方法を模索してみてください!
度数を覚えることが目的のひとつでもありますが、指の練習にもなるので、まずはエクササイズ感覚でやってみて、それから度数を覚えていってもいいと思います。
左手の運指は、まずは僕がレッスン動画で伝えているものでやってみてほしいですが、レッスン動画の中で複数のパターンを紹介しているので、実際に練習してみて自分の指に無理がない運指をみつけてください。
レッスン動画では指弾きではなく、ピックで弾くことを前提に教えています!
まとめ
コードトーンを意識しなくてもソロは成り立ちますが、今はYouTubeをみて音楽理論に詳しい人が増えているので、今回のレッスン動画の内容を覚えておけるとさらにギターのスキルアップや、音楽理論への理解が深まると思います。
アドリブソロなどもそうですが、ギターソロを弾く時に、バンドが演奏しているコードを把握した上で演奏することで、素敵で華やかなギターソロが弾けるようになりますよ。
基本的にギターを合わせる時は、伴奏する人とソロ弾く人、オブリガードを弾く人の3つのポジションがあると思いますが、どこのポジションでもトライアドは役立ちます。
後々、四和音や、テンションのコードについても勉強するようになると思いますが、それらも全部トライアドが元になっています。トライアドは、人間で言ったら骨、くらい大切な音楽理論なんですね。
世の中にある音楽はトライアドでできているといっても過言ではないと僕は思っています。
本格的に音楽をやるとしたら、絶対に必要な知識だと僕は思うので、まずは、レッスン動画で伝えたことを覚えることからはじめましょう!
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