ソロギター「いつも何度でも(木村 弓)」の解説と弾き方【初級者講座】
今回は「いつも何度でも(木村 弓)」のソロギター向けレッスン動画を公開しました!
KGA Studioの対面レッスンでもこの曲のリクエストが多かったので、今回レッスン動画にしました。
今回のアレンジの難易度は中級者向けとなっています。
常に休みがなく弾き続けなければならないアレンジとなっており、ピアノみたいな感じで常にコードのアルペジオの上にメロディーが鳴っているので、難易度が高くなっています。
難易度が高いので、練習して完成したときの達成感がとてもありますね。
この曲ができるようになると、コードアルぺジオを弾きながらメロディーを弾くことができるようになります。
これができるようになると、常に伴奏があるなかでメロディーを弾くことができるので、楽曲のクオリティを上げることができます。
伴奏のバリエーションを増やす意味でも、アルペジオはとても良いテクニックですね。
どんな曲でもクオリティを上げるためには正確なコードチェンジが必須となりますが、この曲を練習することで、アルペジオをしながら正確なコードチェンジができるようになります。
また、メロディーを考えながらコードチェンジするので、よりコードチェンジの正確さを求められます。
コードとメロディーの関係性も緻密なアルペジオを練習することによって、より理解することができますね。
ソロギター「いつも何度でも(木村 弓)」の解説と弾き方【初級者講座】練習のコツ
メロディーを強めに弾いて、しっかり伴奏との弾き分けをしてください。
アルペジオの中にメロディーが混ざっているので、アルペジオしている感覚とメロディーを弾く感覚を分けないと、全てがアルペジオに飲み込まれてしまいます。
そうすると、メロディーが聴こえてこないので、曲として成立しなくなってしまいます。
アルペジオがずっと続くので、慣れるまでアルペジオだけ練習してください。
アルペジオを無意識にできるようになれば、メロディーに意識を向けて練習することができます。
3拍子のリズムを感じながら弾くと、演奏が安定しますね。
「いち、に、さん」と、ゆっくり声に出して、それにアルぺジオのフレーズを合わせると良いです。
徐々にテンポを上げて滑らかに流れるようなアルペジオを意識してください。
3拍子に慣れておくことで、3拍子の曲を演奏することができます。
3拍子の曲で有名なのは「Happy Birthday」がありますね!
結構、3拍子を感じながらギターを弾くのは難しいんです。
この機会に慣れて、いろいろな曲に対応できるようにしましょう。
また、3拍子の曲を練習することで、4拍子にない表現を手にいれることができることにメリットがあります。
3拍子の曲を練習して手に入れた表現を4拍子に応用することができるので、挑戦してみてください。
シャッフルビートは細かい3連符が常に入っているので、シャッフルビートもうまくなりますね。
シャッフルビートを言葉で再現すると「ドゥックタカツ」ですが、その中の「タカツ」の部分が3拍子を速くしたものです。これを3連符と呼びます。
3連符はいろんな曲で多用されているので、感覚を身につけておくと便利です。
まとめ
アルペジオがずっと続くので、止まらないように正確に弾くのがゲーム感覚みたいで楽しいです。
一箇所間違えたら、最初からやり直すという風に決めて、楽しみながら練習しました。
そうすることで、「次は間違えないぞ」と意識をして集中力が増して、練習が捗ります。
何よりゲーム感覚ということで、楽しみながら上達できますね。
楽しみながら練習をすることで、上達の効果とスピードが上がります。
練習に楽しみを見つけることが上達のポイントです。
地道なトレーニングに楽しさを見出すのが、ギター上達への近道だと思っています。
メロディーも動くし、伴奏も常に一緒なので、アレンジの自由がないんですけど、常に止まらず弾く曲になっているので、フィジカルを鍛える練習曲として最適です。
その中でもメロディーを溜めたりして「フレーズを歌う」こともできるので、そういった細かい表現を大切にして練習してください。自分がどう想って弾いているかがとても大事です。
難しい分、達成感があるので、あきらめずに最後まで練習してくだい!
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