「ブルース(Blues)・必殺フレーズ集」の解説と弾き方【ソロギター・上級者講座】

「ブルース(Blues)・必殺フレーズ集」の解説と弾き方【ソロギター・上級者講座】

ブルース(Blues)で使えるフレーズを盛り込んだ、オリジナルの練習曲を作りました!レッスン動画は、曲の流れに沿って、ポイントごとに解説しています。

STEP 01と、STEP 02で、ハイブリットピッキングを使ったシャッフルビートの弾き方を解説しています。シャッフルビートはブルースで重要なテクニックなので、STEP 02までの練習でシャッフルビートに慣れておくと、STEP 03以降のレッスンを進めやすくなるでしょう。
レッスン動画の中盤で出てくる3連のフレーズと単音の速いフレーズは、スキルアップに大切なテクニックなので、意識して盛り込みました。最後のアウトローに向かっていくフレーズは、ブルースのお決まりフレーズこのフレーズだけでも覚えておくとかなり便利ですよ。

難易度的には上級者向けのラインナップになっています。今持っているテクニックをさらに磨きたい、新しいフレーズを身につけたい、と思っている人におすすめです。もちろんレベル関係なく、やってみたいと思った人はぜひ挑戦してみてください!こんなフレーズがあるんだ、と知るだけでもスキルアップにつながりますよ!

今回紹介したフレーズは、決まった型というわけではありません。そもそもフレーズというのは一過性のものなので、覚えておくこと自体は良いことですが、完璧に一致したものを頑張って出そうとしなくて大丈夫
僕も曲やレベル感、その場の雰囲気やその日の気分によって、フレーズの細かいニュアンスを変えて演奏しています。実際に今回の曲をレッスン動画として演奏した時も、このフレーズたちにはまだたくさんの可能性が秘められているなと感じました。

フレーズの大枠を身体に染み込ませて、使いながらどんどん変化させていきましょう。他の曲で演奏するときや、自分で自由に弾くときに使えるフレーズばかりなので、ひとつ覚えるだけでも役立つこと間違いなし。ぜひ遊ぶ感覚で練習に取り組んでみてください!

「ブルース(Blues)・必殺フレーズ集」の解説と弾き方【ソロギター・上級者講座】の練習のコツ

特に練習してほしいのは、ベースとなるシャッフルビート。曲を通してシャッフルビートが流れているので、リズムを一定に保つことを意識しながら練習するとブルース感が出てかっこいいです。シャッフルビートが安定していれば、他のフレーズも弾けるようになってきます。
シャッフルビートでベースを奏でるというのは、頻繁に使われるテクニックなので、しっかり練習しましょう。シャッフルビートの弾き方や練習方法は、「ブルース(Blues)バッキング・入門編【初級者講座】」で詳しく解説しているので、そちらをチェックしてください!

ベース以外のメロディに関しては、メロディとベースがどういう関係にあるのかを考えながら練習してみてください。同じタイミングで弾いているのか、それともちょっとずれているのか、というのを一つひとつ分析・理解し、身体で覚えていきましょう。ベースとメロディの関係性が身体に染み込むと、持っているフレーズの自由度が上がります。

中盤、早いフレーズがあるので、無理矢理弾き切ろうとするのではなく、一つひとつ完成度を高めていきましょう。どんな練習でもそうだと思いますが、最初はゆっくりていねいに仕上げていくことが大切です。実際に、僕もこの曲を完成させるまでに、フレーズごとに何百回と繰り返し練習して仕上げていきました!
なんとなく弾いて雰囲気を出すのも良いですが、それだと結局どこかでギタースキルの成長が止まってしまいます。しっかり仕上げた方が、ギタースキルは確実に上達しますね。
曲を通して完成させることが難しいと思ったら、気に入ったフレーズを完成させて楽しむのもアリ。冒頭で伝えた、アウトローに向かっていくフレーズだけでも弾けるようになると、めちゃくちゃかっこいいですよ!

それぞれのフレーズを練習しているうちに、新しいフレーズや弾き方を発見することもあると思います。こうしなくちゃいけない、という決まりはないので、楽しみながらたくさん練習してみてください!

まとめ

「ブルース(Blues)・必殺フレーズ集」と銘打っていますが、完全に同じように弾く必要はありません。今回のレッスン動画を基礎として、自分なりのフレーズに自由に変換してみましょう!

ギターに限らず何かを習得する時は、基礎となる軸があって、それを身につける中で自分の中に流れているものを捉えて、最終的に自分にしかないものとして昇華させていくと思います。守破離の考え方ですね。
今回は、まさに守破離の考え方がいきるレッスン内容になっていると思います。フレーズを完成させるための練習だけでなく、自分の中にある自分らしさをみつけるための練習でもあります。

特に今回紹介したような難しいフレーズは、基礎を押さえつつ、自分らしさを盛り込んでいけるとすごく良いフレーズに仕上がります!












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