メロディ聞こえるストローク「Dynamite(BTS)」の解説と弾き方【上級者講座】

メロディ聞こえるストローク「Dynamite(BTS)」の解説と弾き方【上級者講座】

BTS「Dynamite」をアレンジしました!「Isn’t She Lovely」とほとんど同じコードですが、コード進行の流れが綺麗な曲で、リズムもかっこいいメロディーもキャッチーで、アレンジしたら楽しいだろうなと思い、作ってみました。

原曲キーがEメジャー(C#m)なので、6弦から1弦まで満遍なく使うようなアレンジが思い浮かび、取り入れました。かなりワイルドな感じになったと思います!
荒さも残しつつハーモニーは綺麗に仕上がったのは、個人的に面白く感じました。Dynamiteのアレンジは、コードとメロディの関係性について勉強になったので、レッスン動画を通じてみんなにも勉強してもらえたら嬉しいです。

上級者編は、力技で演奏する箇所も多いので、左手の弦の抑える力や、開く力が求められます
テクニックだけでなく、フィジカル的な能力も必要になるので、じっくり練習しましょう!

レッスン動画の序盤では、左手のポジションや押さえ方を教えています。
左手のポジションをすべて覚えてできるようになったら、右手のアクセントを入れてみましょう。右手のアクセントを入れるか入れないかで、かなり全体のレベルが変わってきます。
「メロディ聞こえるストローク」は、右手のコントロールを自分のものにしないと成立しません。身体の中でリズムを意識して、弾きましょう!

「メロディ聞こえるストローク「Dynamite(BTS)」の解説と弾き方【上級者講座】」練習のコツ

とにかくこのレッスンの練習は、左手の押さえる力がないと難しいです。一つひとつの指の動きを繰り返し練習し、少しずつ力をつけていきましょう。
長時間練習していると疲れて力が抜けてくると思います。それは筋肉が限界を迎えている証拠なので、休みましょう!無理は禁物です。
時間をおいてまた再開するか、その日の練習は終わらせてOK。筋トレと同じなので、少しの時間でも毎日継続することで、徐々に左手の押さえる力がついてきます!

ハイコード、バレーコードで押さえるものは、全部の音が鳴っているかを確認しながら進めましょう。どこか1箇所でも音が鳴っていなければ、それは正しく指を押さえられていないので、じっくり練習しましょう。
シビアに練習を繰り返すことで、左手の力もつきますし、綺麗な音がなるようになります!
上級者のみなさんがチャレンジしてくれるのであれば、僕的には、そのくらい厳しくやってほしいなと思っています!

右手のストロークでアクセントを入れるのは、2拍目と4拍目。音楽では、基本的なアクセントのパターンになります。
2拍目と4拍目にアクセントを入れる感覚が身体に染みつくと、どんな曲でも2拍目と4拍目にアクセントを入れられるようになります。
基本的に僕がアレンジする曲は、ほとんどがこのアクセントのパターンですね。この練習でアクセントを覚えたら、僕の作った曲のアレンジは、アクセントのパターンが見えてくると思います!

練習の取り組み方は、どの練習でも同じ。ゆっくりていねいに練習、録画・録音をしながら自分の演奏を確認、鏡をみながらフォームを確認しましょう。
毎日少しの時間でもいいので、継続することも頑張ってみましょう!毎日練習することで、記憶力が定着して徐々にできるようになってきます。
週に1回、10時間通して練習をするより、1日10分の練習を毎日続ける方が、確実に上手くなりますね。僕自身もそうですし、僕の生徒さんも毎日5分でも練習している生徒さんはみなさん上手くなっていきます。

このアレンジは、ピックコントロールが難しい場合があるので、弾いている時にピックが飛んでしまったり、ずれてしまったりする人は、柔らかめのピックからはじめてみるといいかもしれません。

1個目のコードからなかなか音が出ない人は、弦高が高すぎる場合がありますので、メンテナンスしてもらって弦高を調整しましょう
弦高を調整しても音が鳴らない場合、そもそも左手の力がまだ十分ついていない可能性があるので、左手の基礎トレーニングに取り組みましょう。
左手の基礎トレーニングと一緒に、Fコードを弾く動画からはじめて、まずはバレーコードは完全に鳴らせるように練習してから、このレッスン動画に入ったほうがいいかもしれません!


まとめ

「Dynamite」は、メロディもハーモニーも綺麗でお気に入りですが、僕が一番好きなのは、リズムノリノリで弾いてくれたら嬉しいです!

僕は右手のアクセントが入っている弾き方しかやらないので、この曲で右手のアクセントをマスターしたら、僕が弾いているいろいろな曲が弾けるようになると思います。はじめのうちは、やりすぎなくらいアクセントを意識して練習するといいですね!
ただフレーズを弾くのではなく、常に、ドラムが入ったらこういうビートになるかな、ということを意識して弾けたら最高です!
曲を通して、右手のアクセントがちゃんとできるようになったら、この曲を習得できたと言っていいかなと思っています。

難易度は高いですが、クリアしたら、自分自身のアレンジや演奏のレベルが何倍も高くなるので、一緒に頑張りましょう!















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