一流の音楽奏者の多くが身につけているもののひとつに、「リズム」があります。
楽しい音楽とは、どのような音楽でしょうか?想像してみてください。
きっと、踊り出したくなるような音楽だと思います。
思わず身体が動いてしまうような音楽は、ノリのいい音楽ばかりです。
リズムがチグハグだと、身体がノリきれず、違和感を覚えたりしませんか?
多くの人が楽しめるような音楽の根底には、リズムが関わっています。
リズムがあることで規則性が生まれ、聞いている人は無意識に、次はこうくるかな、と予測をします。
その予測が正しいと人は心地良さを感じ、間違っているとストレスを感じるのです。音楽をディープに楽しむ要素のひとつとして、ノリの良さ、があります。
「KOUJUN Guitar Academy」が考える、ノリのいい音楽
KGAでは、ノリのいい音楽が、リズムのある音楽だと考えています。
ただし、リズムの定義については、人それぞれの解釈があるべきなので、自由に捉えてくださいね。
では、ノリのいい音楽とは、どのような音楽なのでしょうか?
ノリのいい音楽というのも、さまざまな考え方があるでしょう。僕たちは、音の瞬間最大音量によって生まれる、キレが大切だと捉えています。
世の中に音がない状態(0)から、最大音量になる状態(100)までのアタックが、速ければ速いほどキレがあり、ノリのいい音楽になるのです。
音の大きさとは少し異なりますね。ノリのいい音楽づくりには、アタックの速さを意識することが大切だと考えています。
また、リズムは誰かと合わせるときの基準にもなります。
誰かと一緒に奏でる音楽は、自由にやっていいわけではなく、ある程度決まりが必要になります。その基準がリズムになるのです。
では、リズム感がない人は音楽ができないのか、というと、そのようなことはありません。
リズム感は鍛えることができます。鍛えることで、リズムそのものをコントロールできるようになり、自由にコントロールする範囲が調整できるようになるのです。
「KOUJUN Guitar Academy」のリズム練習のコツ
まずは、一度ギターを置いて、リズムの練習をしてみましょう。
自分はリズム感があるぞと思っている人でも、KGAの動画レッスンを受けてみると、動画と同じようなリズムをつくれないかもしれません。
リズム感を鍛えた状態で習得したギターは、リズムのあるフレーズを作り出します。
KGAにおけるリズムの練習は、基本的には動画をみて練習を繰り返していきましょう。
大縄跳びを回す動きと、リズムの捉え方は似ています。それをイメージしながら練習してみてください。
練習をしている自分の声を録音し、それとレッスン動画を聴き比べながら、近いかな、どうかなと分析してみてください。
録音した自分の声を聴いて、自分自身がノれるようになってきたら、リズムを自分で作れるようになった証拠。
自分で判断することが難しければ、誰かに聞いてもらうのもいいでしょう。
レッスン動画をみていただくと、ボイスパーカッションのような感じかな?と思うかもしれません。
確かにイメージとしては間違っていませんが、KGAでのボイスパーカッションは、口でドラムの音色を出すことや、ヒューマンビートボックスとは少し異なります。
あくまで、普段使っている言葉(ひらがなや、カタカナ)を、リズムとして捉えることが大切。息をぎゅっと圧縮して、勢いよく言葉を発生するようなイメージです。
リズムの本質を捉え、自分の中からリズムを作り出す意識づくりが、リズム練習のコツです。
この感覚を文章で理解しようとすることは、かなり難しいと思いますので、まずはレッスン動画をみながら、一緒に練習してみましょう!
まとめ
僕がギターを始めた頃に人一倍頑張ったのは、このリズム感を身につける訓練でした。
地味かつ、ギターを一切触らないこの練習は、多くの人が苦痛に感じ、やろうとしません。
しかし、過去の経験から、リズム感を身につける練習こそ大切だと感じ、今もずっと練習し続けています。
リズム感の技術的な合格点というのは、正直ありません。
僕自身も合格していない、と感じる時があります。日々の練習のルーティンとして取り入れ、永遠に練習し続け、永遠に上手くなっていきましょう。
周囲が、あなたのギターいいねと言ってくれるようになったら、ひとまずの合格点となるのかもしれません。
リズムにこだわらなくてもギターを楽しむことはできます。
本格的にギターの技術をKGAで身につけたい、と考えている人は、10分でもいいので、リズムの練習を毎日の練習に取り組んでください。
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