「夜に駆ける(YOASOBI)・こーじゅんアレンジ」の解説と弾き方【伴奏・上級者講座】

「夜に駆ける(YOASOBI)・こーじゅんアレンジ」の解説と弾き方【伴奏・上級者講座】

こーじゅんさんアレンジの「夜に駆ける(YOASOBI)」をレッスン動画にしました!

基本的にはこーじゅんさんアレンジの運指で説明していますが、身体能力が求められる箇所などは違うパターンも解説しています。
こーじゅんさんはご自身の指の長さを活かした演奏をされるので、無理をして同じように弾こうとすると手を痛めてしまう可能性があります。指が届かない場合はこうやって弾くといいですよ、とアドバイスしているので参考にしてみてください!

アレンジ自体はソロギター的な要素があります。弾き語りの次のステップという感じですね。指弾きであることや、テクニック的な要素も求められるので、難易度はかなり高いです。

全体を通して、リズミカルな演奏、リズムを意識してみましょう。最初は難しいなという印象が強いかもしれませんが、練習を繰り返して少しずつ慣れていくと、いろいろなテクニックが曲に盛り込まれていることに気がつきます
それらのテクニックを知り、自分の演奏やアレンジとして別の曲に使ってみるのもいいかもしれませんね。難易度も高いですが、その分学びになる要素がたくさん詰まっています!

上級者向けではありますが、やりたいと思ったら誰でも挑戦しちゃいましょう!1曲丸々弾けなくても大丈夫。自分が弾きたいと思った1フレーズだけでも弾けるようになったらバッチリです!
参考までにレベル感をお伝えすると、5弦ルート、6弦ルート、4弦ルートのコードの形がある程度わかる、ソロギターや弾き語りに挑戦したことがあると、入りやすいと思います。

個人的にも難易度が高いアレンジだったので、夢中になりながらレッスン動画を撮影しました。夢中になりすぎて所々カメラ目線じゃなくなっています・・・(笑)
そのくらい一生懸命解説させていただいたので、ぜひ繰り返しレッスン動画をみながら練習してみてくださいね!

「夜に駆ける(YOASOBI)・こーじゅんアレンジ」の解説と弾き方【伴奏・上級者講座】の練習のコツ

難易度が高いこともあり、練習時に意識してほしいこともたくさんあるので、いくつか紹介していきます。

まず大前提として、音源をよく聴くようにしてくださいしっかり聴き込むことで、音符の長さやリズムをつかみましょう。
ちなみに、今回のレッスン動画とこーじゅんさんが動画でアップしている演奏はちょっと譜面が違うところもあるので、僕のレッスン動画で練習する時は、KGAで公開している模範演奏動画をみてくださいね

動画を繰り返しじっくりみることも大切です。どんなふうに指や手が動いているのか、観察してみましょう。これはどんな曲でもそうですね。指の移動が多い曲は、演奏している人の指の動きなどをしっかり観察すると勉強になります。

練習の進め方は、パートごとに分けて取り組みましょう。全体を満遍なく練習するのはおすすめしません。1小節目ができるようになったら2小節目、2小節目ができるようになったら3小節目・・・といった具合です。なんとなくで練習すると、全体的になんとなく弾いている感じになってしまいます。
ポイントだけ練習してもスキルアップに繋がるので、一つひとつていねいに取り組みましょう!

指を開くフォームがあるので、自分のフォームをよくみながら練習することもコツですね。レッスン動画の中で紹介しているコードが抑えられなかったら、レッスン動画や模範演奏の指のフォームと、自分の指のフォームを照らし合わせてみましょう
最初のうちは鏡をみながら練習するのも効果的。指のストレッチなどの基礎練もやっておくといいですよ!

身体能力的な問題で、どうしても自分に合わないような指のフォームや押さえ方をしていると思ったら、別のやり方を模索するのもひとつの手です。僕はこの方法、全然ありだと思っています。カバーをしようと思うと、多くの人が指の動きも含め完コピを目指そうとするんですよね。僕も昔はアーティストのカバーをする時は、完璧を求めていました。指の動きはもちろん、使う指まで完全にコピーしたいと思っていたんです。
でも今はそういった考え方は変わりました。むしろ、自分で別の指を配置するアレンジを考えられるようになった方が、もっとギターが上手くなると思います。
無理すると手首を壊しちゃうこともあるので、あまりこだわらず、自分のスタイルをみつけていきましょう!

最後のコツは、音符を意識しながら弾くこと。音符を理解しながら演奏できると、もっと上達できます。
ギターをやっている方の多くが、音符を避けてきたと思いますが、「夜に駆ける(YOASOBI)」は聴き手にリズムを感じてもらえるような演奏が求められますリズムを表現するには、音符をみて合わせて弾くことも求められます。

音符って、読もうとしないと読めるようにならないんですね。最初のうちは音符を読むことが難しいと思いますが、繰り返し読んでいくことで、できるようになってきます。難しい曲こそ、1小節ずつ音符を読んで、リズムを理解してフレーズを弾くことが大切です。

練習に行き詰まったらレッスン動画を繰り返し確認しましょう。動画をみる、譜面をみる、自分で1回弾いてみる・・・というのを繰り返して、少しずつできる範囲を広げていきましょう!

まとめ

人のアレンジをカバーするときは、その人になりきることもコツかなと僕は思っています。今回は、こーじゅんさんを意識して頑張りました!ちょっとしたポイントも省略せずに解説しているので、ぜひ一緒に練習していきましょう。

こーじゅんさんのアレンジらしく、あらゆるスキルが求められます。今回のアレンジをマスターするには、今までの固定概念を一度捨てて練習に取り組んだ方がいいでしょう。
次のフレーズに合わせて指をどう置くのか、という考え方が必要になります。動画をみるだけ、耳コピだけでマスターしようとすると、相当時間がかかると思います。

そういった意味で、なりきることが重要になってくるでしょう。こーじゅんさんだったらどう弾くかな?というのを自分で考えながら練習ができると、上達のスピードも質も変わってくるはず。それこそ、こーじゅんさんの演奏をたくさんみたり聴いたりすることでわかる部分もあるかもしれませんね。
アレンジ曲の弾き方というのも、今回のアレンジを通じて学んでもらえたら嬉しいです!












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コメント

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