初心者から上級者まで毎日練習したいギターの右手と左手のエクササイズ
今回は、右手と左手のエクササイズのレッスン動画を公開しました!
右手のエクササイズはSTEP 01〜04は基礎編、STEP 05〜10は応用編となっています。STEP 01〜04は、普段僕がレッスンで教えている基礎練習でもあります。今まで、いろいろな曲を演奏してきて必要だなと思ったポイントを盛り込んでいます。実践で使えるものばかりなのでぜひ毎日の練習に取り入れてください!
STEP 05〜10は、中指と薬指の分離など、基礎から少し応用にステップアップした内容を取り入れました。実際の演奏では使わない組み合わせもあるかもしれませんが、いろいろな動きに慣れてもらうために基礎編からバリエーションを増やしてみました。自分が苦手だと感じる動きがあると思うので、そこを重点的に練習すると効果的です。
まずはSTEP 01〜04を練習して、慣れてきたらSTEP 05〜10を練習していきましょう。
動画では右手の練習中心に解説していますが、左手でいろいろなコードを押さえて、そのコード進行の中で右手の練習ができるようになったらさらに上達しますので、もっとレベルアップしたいと思っている方は挑戦してみてください!
左手のエクササイズは、4つのパターンを公開しました。まずは、横イモムシと縦イモムシの動きについて。これは、ギターの横と縦に対する動きですね。横イモムシはギターのポジション、縦イモムシは、弦移動の練習になります。これらの動きがギターの基本の動きとなるので、まずはこの2つをしっかりできるようになっていきましょう。
横イモムシと縦イモムシができるようになったら、次は斜めイモムシです。これは、横に動きながら縦に動いていくという、横イモムシと縦イモムシを同時に行う動きになります。最後のバッテンはさらに指の動きも組み合わさった複雑な動きになります。
この基礎練も、僕のレッスンでよくお伝えしている内容になります。ギターの型の基本系なので、まずは横イモムシと縦イモムシから挑戦していきましょう!
「初心者から上級者まで毎日練習したいギターの右手と左手のエクササイズ練習のコツ」
どちらのエクササイズにも共通していえることは、早く弾くことが目的ではない、ということです。指の分離やフォームを大切にしてください。まずは、動きや指の型を確実に作ることを目指しましょう。
右手のエクササイズは、最初に弦を乗せる、プラントを意識しましょう。弦に指を当ててセットすることを、プラントやプランティングといいます。空中から指を落とすのではなく、弦に指を乗せたプラントの状態で弾くと、弾き間違えも減りますし、弦に対して重みをかけられるので、深く弦に触れて音を出すことができます。
プラントで弾かない方法ももちろんありますが、しっかり型を作るためにも、この基礎練習はプラントの状態を意識しながら練習していきましょう。
型に慣れたら、右手は甲を固定して、手が上下しないようにしましょう。右手を固定するためには、弦を引っ張り上げるような弾き方ではなく、弦を弾いたら指が弦に負けてポンと音が出るようなイメージで弾きます。第一関節だけを動かして、右手自体は動かないように弾いてみてください。
このフォームが整うことで、和音を連打する時や速い動きの時にも、右手が安定するようになります。
文字だけだとイメージしづらいと思うので、レッスン動画での僕の動きも参考にしてみてくださいね。
左手のエクササイズでは、練習のための基礎練習なので、多少きつくてもフレットギリギリのところを押さえていきましょう。ストレッチを意識することが大切です。
例えば横イモムシの時は、中指の後ろ、もしくは人差し指と中指の間に親指を置くようにして、親指の位置を意識しましょう。手ごと全体で動けるようにしていけたらベストです。
そのほか、レッスン動画でも細かいことをお伝えしているので、レッスン動画をみながら繰り返し練習しましょう!毎日少しでもいいので、コツコツ続けることも上達のポイントです。
まとめ
今回紹介したレッスン動画は、全部をやろうとしなくてもいいので、自分の苦手なものがあればそこを重点的に練習していきましょう。基礎練習として一生使える練習方法なので、ギターで曲練をする前のウォーミングアップとして取り入れてもらえたら嬉しいです!
初心者だけでなく、中級者、上級者の方にもおすすめです!今回公開したレッスン動画のどれかに、苦手な動きがあると思うので、習熟度に関係なく練習してみて、自分の得意・不得意を分析してみるのも楽しいです。
初心者の人は、スタートの段階でこの基礎練習ができたら上達スピードも上がりますし、伸び悩んでいる人は、曲の難易度ではなく、基礎を見つめ直すことで上達のきっかけになるかもしれないので、ぜひ活用してください!
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