「Isn’t She Lovely(Stevie Wonder)」のフィンガーバッキングを使った伴奏の解説と弾き方【中級者講座】

「Isn’t She Lovely(Stevie Wonder)」のフィンガーバッキングを使った伴奏の解説と弾き方【中級者講座】

今回は、「Isn’t She Lovely(Stevie Wonder)」を、フィンガーバッキングでアレンジしたレッスン動画になります。
最近、指弾きでもバッキングをする演奏スタイルが流行っており、レッスン動画に取り入れてみました。

フィンガーバッキングは、かっこいいですが、演奏する難しさもある奏法のひとつ
ストロークの場合、右手をダウン、アップ、ダウン、アップ・・・と、ある意味、手をガイドにしてリズムが取れます。しかし、フィンガーバッキングの場合、手をガイドにしてリズムを取ることができないので、体のリズム感が良い状態じゃ無いと、リズムがうまく作れないのです

そのため、フィンガーバッキングの練習でも、リズムを口で言って体に染み込ませることをしっかりやっていきましょう
レッスン動画の中でも、僕が考えた言葉(僕はこーじゅん語と呼んでいます。)を口に出しながら練習する方法をお伝えしています。

レッスン動画はSTEP 10まであります。最初は初心者でもできる簡単な内容です。レッスンの順番が進むにつれて、音数が少ない状態から、少しずつ音とリズムが増えていき・・・と、徐々にレッスンの内容が複雑になり、レベルアップしていきます。

最終的には上級者向けのアレンジになり、「Isn’t She Lovely」の伴奏が弾ける状態になるのがレッスン動画のゴールです。

フィンガーバッキングは、アルペジオを弾いている時と少し弾き方が異なります
リズムを立たせることが重要になります。理想的なバッキングの弾き方は、ギターに対して弦を垂直に真っ直ぐ正面へ引っ張るようなイメージです。(引っ張りすぎはダメです。)
真っ直ぐ正面に引っ張ることで、弦を離した時に弦がフレットに当たり、リズムが立つ音が鳴ります。撫でるように弾くというよりは、多少引っ張るようなイメージで弾きましょう。

この弾き方ができるようになると、最高のバッキングが弾けるようになります!
文章だけでは伝わらないと思うので、レッスン動画もみてくださいね。


「Isn’t She Lovely(Stevie Wonder)」のフィンガーバッキングを使った伴奏の解説と弾き方【中級者講座】の練習のコツ

レッスン動画でも伝えていますが、一つひとつのレッスンで教えた内容ができるようになるまでは、次のレッスン動画には進まないようにすると、上達が早いです。
それぞれのレッスン動画は、それまでのレッスン動画で伝えたことができている前提でレクチャーしているからです。例えばSTEP 03のレッスン動画では、STEP 01、STEP 02までができているという前提でレクチャーしているので、ひとつのレッスンごとにしっかり練習に取り組みましょう!

また、どんな練習でも必要な「練習の基本」を抑えてください。
ゆっくりていねいに取り組む、できてから進む、録音して自分の音を聞く、鏡を見て自分の指遣いやフォームを確認する、という4つのポイントです。
この練習方法は難しいものではありません。誰でもできると思いますので、できるようになりたい、もっと上手くなりたいという人はこの4つのポイントを取り入れて練習しましょう!

よく僕の生徒さんに「ゆっくりやってもできない」と言う人がいます。その場合は、もっともっとゆっくりやるように伝えています
例えば、ドレミを弾くのに10秒かけても弾けないよ、というのであれば、大袈裟ですが、最初は1分かけてもいいと思っています。ゆっくりやれば弾けないものはないと思っているので、時間をかけてじっくり練習していきましょう。
極限までゆっくりのテンポに落として弾くことは、僕もよくやっている練習方法です。

動画で少し触れていますが、「Isn’t She Lovely」は3連符のリズムが特徴的です。8ビートや16ビートなどの偶数のリズムとは多少異なる部分がありますので、その違いも感じながら練習してみましょう。

まとめ

「Isn’t She Lovely」は、曲そのものもとても素敵ですが、ギターの練習をする曲としても、とても素晴らしいと思います。
例えば、コード進行の所々にジャジーな部分があったり、メロディーがシンプルで非常に綺麗なので、リハーモナイズなどのおしゃれなアレンジをするのにも適しています。

あらゆるリズムにアレンジしても対応できるメロディーなので、セッションに使われたり、アレンジがたくさんあったりと、僕も勉強になります。
この1曲を徹底的に勉強することで、何十万曲も練習しているのと同じくらいの効果が期待できます。

KGAでは、中野 幸一が初心者向けのソロギターバージョンのレッスン動画を公開しているので、そちらもぜひチェックしてください!

初心者向けソロギター「Isn’t She Lovely(Stevie Wonder)」の解説と弾き方【ビギナー講座】

「Isn’t She Lovely」のギターソロのレッスン動画や、ソロギターの別アレンジバージョン、歌の主旋律を弾くレッスン動画など、今後もいろいろなパターンで出したいなと考えているので、楽しみにしていてください!










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